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第13回学術委員会

2025年6月23日に通算第13回目となる学術委員会を開催しました。

学術委員会では、日本在宅ケアアライアンス(JHHCA)加盟団体の委員を中心に、携わってきた調査研究結果や気になる知見など、広い意味で「学術」に関わることを話題提供いただき、グループディスカッションと全体ディスカッションを行なっています。

 

今回は、「在宅療養支援病院って何?」と題して、梶原崇弘委員(弘仁会板倉病院)から話題提供をいただきました。

地域包括ケアシステムが目指すものは、地域共生社会の実現です。中小病院は「地域に密着」して、病診連携の充実をはかり、質の高い在宅医療を支える使命を果たすこと、そして安心してかかれる地域のクリニックのファンを増やすことも重要なミッションです。

「おらが町の病院」と思ってもらえるように、人のコミュニケーションに重点を置いた活動を進め、さらには職員が楽しく働ける環境を提供することの意義について、実践を交えて報告いただきました。

発表を受け、これからの「新しい地域病院の姿」について、大いに議論が盛り上がりました。

JHHCAの委員会活動ーーー

日本在宅ケアアライアンス(JHHCA)は、在宅医療をはじめとする多職種連携による在宅ケアの調査・研究ならびに会員間の連携強化を図るため、各種委員会を組織し、恒常的に活動を行なっています。