2025年5月26日に通算第11回目となる学術委員会を開催しました。
学術委員会では、日本在宅ケアアライアンス(JHHCA)加盟団体の委員を中心に、携わってきた調査研究結果や気になる知見など、広い意味で「学術」に関わることを話題提供いただき、グループディスカッションと全体ディスカッションを行なっています。
今回は、「在宅医療に親和性が高い腹膜透析」と題して、髙木暢委員と大橋博樹委員(家族の森多摩ファミリークリニック)から報告いただきました。
日本ではまだ一般に馴染みのない「腹膜透析」という透析の手法を、在宅医療で実施されている先生からの実践報告と、日本における実施のデータをご紹介いただきました
暮らしをしながら療養する在宅療養患者の、いわゆる「QOL」(生活の質)を良いものにする手法としての、「腹膜透析」という選択肢について、まずは多く関係者に知っていただくこと、そのうえでのあり方についてさまざまな議論が行われました。
JHHCAの委員会活動ーーー
日本在宅ケアアライアンス(JHHCA)は、在宅医療をはじめとする多職種連携による在宅ケアの調査・研究ならびに会員間の連携強化を図るため、各種委員会を組織し、恒常的に活動を行なっています。
