
日本在宅ケアアライアンス(JHHCA)が栃木市の医療・介護関係者と協働し実施している「地域在宅食支援ミーティング」の第4回が4月16日、栃木市保健福祉センターにて開催されました。
今回は、JHHCAの提唱する「食支援の概念」(2023年度事業報告書に掲載)の領域Ⅲ「食べる意欲」を高めるために何が大切かについて、グループワークを行いました。孤食でなく共食を進める活動など、さまざまな環境の調整について、みなで意見を出し合い、活発な議論が交わされました。

さらに、この会のメンバーが多職種から構成されていることから、「食支援」に関する知識などのバックグラウンドに差が大きいことを踏まえ、次回は、医師の太田秀樹先生(日本在宅ケアアライアンス理事長補佐)、管理栄養士の岩本佳代子氏(医療法人・アスムス事務局長)を迎えて研修会を開催し、食支援の基本を学ぶことが決定しました。
また、JHHCAで開発した「食支援のためのチェックリスト」の活用についての意見交換もあり、地域でのさらなる多職種連携を進めていくことが確認されました。